かつて松尾芭蕉も通った日光街道の草加宿/埼玉県草加市「今様・草加宿」実行委員会です

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「ゆっくり」 「ゆったり」 「ゆたかに」

 草加宿開宿以来、最も変化が著しいのは、ここ30年。戦後の高度成長期には、松原団地が進出、人口も大幅に増加し、市は急激に都市化していきました。当時のまちづくりは、道路・排水路・下水道整備などの「都市基盤整備」が中心でした。

 気が付けば、草加の街なみは様変わりし、慢性的な駅周辺の交通渋滞、住宅密集地におけるマンション建設など、まちづくりに新たな課題が生じてきました。その中にあって、枯れゆく松並木を再生させようと、市民の皆さんが自主的に立ち上がり、行政の常識を打ち破って、成功を収めました。きれいになった松並木は、遊歩道とともに草加のイメージアップに貢献しています。ともすれば効率性に偏りがちなまちづくり。そのあり方を市民の視点からもう一度、見直すことが必要なのではないでしょうか。

 新しいまちづくりには、「ゆっくり」「ゆったり」「ゆたかに」というスローライフの視点も必要だと思われます。市民の英知を結集し地域のみなさんによる話し合いで草加宿を再生することが望まれています。ぜひ、市民の皆さんのご協力をお願いいたします。

「今様・草加宿」実行委員会 会長 岡野喜一郎